企業の10年生存率は6.3%あなたはどちら側の人ですか? ~太陽光発電投資は儲かるか?の続編~

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FITの先頭集団が2012年からですから、2020年末でちょうど8年経過します。
20年走り切った事業者はまだいません。

そのため、実績はなく、何が正解かということは今一つはっきりしません。

ネットで語られているキラキラした感じの姿が真実なのか?
ごましおが先日語ったちょっと厳しい感じの姿が真実なのか?

はっきりと分かりませんが、一つの可能性として記事をお読み頂き
最悪のケースが襲ってきても対応できるような腹積もりをして頂ければ
書いた本人としては本望でございます。

先日の記事(2020年ー2021年、太陽光は本当に儲かるのか?)

先日の記事の反響が思いの他大きかったので
ちょっとマイナスに振りすぎた点については反省しています。
とは言え書いた事はすべて本当の事なのでその点はあしからずご了承ください。

ネットで語られる事はどうしてもアフィリエイトといいますか
スポンサードされている以上やはり一定の力学が作用するものでして
キラキラ感をまとっている方々の言が全てではないと言う事を
ある程度ご理解頂き、

最後は事業者の方の意思決定で発電所を購入されるのがよろしいかと思います。

同じ副業でも
ブログやYouTubeは、うまくいかなくても「やーめた!!」で無傷で撤退可能ですが、
株式投資、不動産は結構傷が深い場合が多いように思いますし、
太陽光はさらに今はまだ買い手が付きにくいので、ハマるときついです。
くれぐれも買い叩かれないように慎重にいきましょう。

対策法あり?

さて、先日の記事で
あそこまでボロカスに書く奴が実は発電事業者だったりしまして、

「じゃー、なんで、お前はソーラーやってるわけ?」
と普通に思われた方も多いと思います。

「僕なら何とかできるでしょ?」

と本気で思っているからにほかなりません。(アホです)

だから、自分ではガンガンやっているのですが、他人様にはお勧めしにくい。
そんな状況となっています。

そんな中、セミリタイアを実現済の皆さんの強い味方「コトトロ」さんが
具体的な対策記事を書いておられます。

https://kototoro.com/cf%ef%bc%95%ef%bc%90/

「ごましおのブログみて不安で仕方がない!!」という方はこちらをどうぞ。

まあ、百戦錬磨の事業者さんは不安になるより前に
「まあ、僕(私)なら〇〇して乗り越えるかな。」
という感じでそれぞれの対策を思案してお楽しみのところだと思います。

ここではコトトロさんのブログに記載されていない手法をいくつか紹介することにします。

基本はとにかく、日々考える事だと思います。
補助金をもらってもいいでしょうし、もしかしたらソーラーに関する情報発信で
アフィリエイト収入をもらってもいいのかもしれません。
とにかく、日々考えることです。それと先駆者の話を聞くのもいい方法です。

さて、具体的な方法についてですが

消費税還付

はい。意外とベタなところを突いてきました。
太陽光発電ムラの浜崎さんも紹介されていたやり方ですね。

消費税還付とは国税局主管の過払い金請求できない融資制度でして、
この太陽光のケースですと、20年間で310万円ほど消費税払いたいので
初年度に170万円貸してもらえますか?と国税に融資をお願いする制度です。
ほとぼりが冷めた頃に裏切る事ができるルールもありますが、
あなたが確実に裏切れる事を保証するものではありません。
※正確なところはぐぐって調べてくださいね(笑)
財源(170万円)

返済猶予

融資時に返済を待ってもらえる制度です。
返済が利息分だけでよいので当面のキャッシュがかなり楽になります。
使える金融機関は限られますが、使う価値はかなりあります。
財務的には良くないと思いますが、初期にキャッシュが残るのはかなり
収支が楽になります。
1年返済猶予があった場合初年度の収入がほぼキャッシュで残ります。

財源(170万円 累計340万円)

交換費用

廃棄費用源泉徴収について、まだ制度がスタートしていないですが
「発電所を継続して運営するための費用」
としてのパワコンの洗い替えは徴収されたお金を引き出して利用できる可能性があります。

20年以上発電事業を考えている方は使える手法になるかもしれません。

100%は無理かもですが半分でも引き出せるとラッキーですよね。

財源(50万円 累計390万円)

CF50万円にたどり着いたか?

コトトロさんのハードルであるCF50万円については、
うちのシミュレーションであれば15年ローンの場合は650万円
20年ローンの場合は400万円の自己資金を準備すれば
税引き前年間CFが50万円になります。

上で紹介した2つを使うだけでも初年度に340万円準備できますので
15年ローンの場合ならあと300万円、20年ローンの場合は60万円
自己資金を準備すればハードルに到達します。

そうすればCF50万円のうちいくらかをさらに繰り上げ返済に回す事も
別で運用する事もできます。
そしてもちろんあなたの人生、あなたの幸せの為に使うことも!!

上で紹介した方法の良し悪しの議論もありますが、
考えればいろいろ手があるわけです。

さて、あなたの対策はどんな形ですか?

対策しながら形を変えていける人が6.3%側の人なのだと思います。

コメント

  1. ころん より:

    多額の自己資金を投入してまで、CFを改善させる
    理由が分かりません
    金利の支払いが減るくらい?

    太陽光は比較的低金利だと思います
    フルローンで購入し、現金を手元に置く
    万が一の備えをする
    別の投資を行う
    でも変わらないのでは?という疑問です
    金利支払いが減るくらい?

    うーん、高いCFを出せる程度の備え(自己資金)が無いと
    危険だよ、というような意味合いなのでしょうか?

    • gomashio より:

      そもそもの目的に違いがあるのかもしれませんね。
      僕はキャッシュマシーンが欲しいのでそれを目指しています。
      究極安定したCFがあれば多額のキャッシュは必要ないかなとも思っています。

      現金が手元に必要であればそれでもいいと思います。