YouTubeに動画を投稿するのも善し悪しで、
たびたび解説するにも関わらずこのような質問が後を絶ちません。
・この物件買おうと思うのですがどうでしょうか?
→オフラインならともかく今の分譲太陽光はただの節税道具なので
サラリーマンの投資対象ではなくなっています。
やめた方がいいと思います。あっても秒で売れるしあなたのところへは来ません。
自己資金を入れるなりある程度投資効果が見込めるならやってもいいと思います。
え?後押し?後押しが必要な投資はやめておいた方がいいですよね(笑)
・売電がシミュレーション下振れしまくって大変です
どうしたらいいですか?
→手遅れです申し訳ない。手前で対策すべきでしたね。
裁判しても主張が認められるかどうかは分かりません。
実際に裁判されている方もおられます。善戦されている方もおられますが稀です。
こんな駆け込み寺になりつつあるこのサイト、将来的な檀家を減らすべく
太陽光投資にアンチテーゼを唱えまくります。
※それが新たな檀家を生み、各所でさらに敵を増やすという不条理・・・
ただ、あまりやりすぎると僕の投資家寄りのお友達が「ぺコーン」と凹まれる場合もあり
今回珍しくこんな記事を書いてみます。
アフィリエイトの広告剥がされるよりも、自分の無駄な対応時間が増える方が問題。
※一般的な質疑・交流はむしろウェルカムですよ。
リスクバッファ
「何を僕の記事ごときで凹んでんすか、選択肢増やしたらどうです?」
酒の席などではこうお話すると思いますが、最近それもままなりません。
このサイトで推奨しているシミュレーションシートをベースに
シミュレーションされている方は「各所にバッファ」が用意されているので
それを開放して不測の事態に対応ください。
バッファ1.売電量の計算式
Nedoの日射量値(kWh/m2)×365(日)×パネル容量(kW)×0.8×ピークカット係数
この0.8の係数は連系前で実績がない状態でのリスクが含まれています。
想定の日照が得られなかったりする場合に5%程度リカバリできるように数値を設定しています。
何が言いたいかというと、ごましおの推奨する3ポイントをしっかり実行した方は、
一旦連系してこのシミュレーションから5%なり10%なり上振れしていると思います。
それをそのまま不測の事態で発生する費用と相殺するという考え方です。
最近の業者シミュレーションはリスク0だったり、ちょっとそれ無理じゃね?
といったぐらいの理論値真っ青な数値ですので、そっちベースで考えている方のバッファはないのではないかと思います。あしからず
バッファ2.パネルの減衰・劣化
このサイトのシミュレーションは年間1%発電量が下がる想定にしています。
先日、Twitterなどで実績を質問したり、京セラの実績を確認てみました。
京セラの例では25年で9%程度とのこと。
発電かの先輩方のお話では劣化は分からないとのこと。つまりかなり小さい。
今のところ0.5%/年ほど見ていれば十分という考え方ですね。
FIT初期の先輩に質問があります。
2012年頃連系された発電所、8年経過していますが発電量って減衰していますでしょうか?
よくあるシミュレーションだと年0.5%から1%減衰を考慮します。2-3年だと季節ごとの差もあり判断できるレベルではないです。
初期の方々減衰ってデータから読み取れますか?— ごましお(再エネ推進系YouTUBER) (@hatsudendouraku) January 6, 2021
楽観的な実行
上記を考慮してちゃんと計算された人は見て驚きの金額だと思いますが、バッファが取ってあります。安全マージンってのはどの世界でも必要不可欠です。
ちゃんと20年走り切ろうとおもうと少なくとも10%程度のバッファを用意しておく必要があると考えていますし、そのように各所にバッファを盛り込んで計画します。
※もうちょいバッファ欲しいけど、キリがないですからね。
ちょっと時期的にバッファ開放するのは早いかもしれませんが、
まあ「何かあったら奥の手がある」と思っていればある程度楽観的に実行できますよね。
嘘と誠
その他、地道にやっていくべき活動はこの方々が纏めておられますのでご覧ください。
今更ここでも重複紹介しなくても大丈夫でしょう。
「こととろさん」
https://kototoro.com/cf%ef%bc%95%ef%bc%90/
「借金大好き浜崎さん」
こういう方々はそもそも良案件を入手(良案件にする努力を)され、
さらに日々努力されています。
少々の事があっても何となる状況を既に確保されている方々であり、
さらに厳しい状況でもなんとかする人々だと思います。
・その方々から見た太陽光の姿
・人の言いなりではめ込まれた方々から見た太陽光の姿
・太陽光発電所を売る立場から見た太陽光の姿
・現場、下請けの立場から見た太陽光の姿
・制度を作る、取り締まる立場から見た太陽光の姿
・外野
1つのものでも見る人が違うと全く別ものですし、発信される情報も異なります。
ある人は「嘘だ」という事も、ある人からすると「誠」であるということ
逆もまたあり得ます。
結局は自分で真贋は見極めるしかないという事ですね。
最後に現在の太陽光投資は「FIT財源を奪い合うゲーム」のようなものです。
このゲームの勝ち組は、将来のFIT財源を含め既にキャッシュ化に成功している上流組です。
僕は今のところ最下流にいます。まあ、何とか川辺まではぎりぎりたどり着いたといった状態。
洪水が起こるとひとたまりもありませんので、せめて下流でも水門がある辺りまで行きたいところです。
下流にいる以上、美味しく頂かれるだけですので
コメント
いや〜下流はキツイ。緩やかな流れだと川幅が広くて向こう岸が見えませ〜ん(笑)上流は急な流れの代わりに川幅は狭く渡り切っちゃった人が沢山。なるほど自然の摂理かな。
次の質問はこの発電所売却すべきですかね?あたりを予想。
その商売しましょうか!!
相談貰ったら、二束三文で買い取ってくれるブローカー紹介して
僕はバックマージンで稼ぐ!!
完璧やーん!!(白目)