安定供給を(ちょっとだけ)斬る

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訳の分からないことを始めたわけですが、
簡単に言うと

「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」

https://pita.or.jp/wp-content/uploads/2020/01/f8d37a11f07c47aa7728200bc0e30b7e.pdf

というものが存在しているのですが、意外に知られていません。

こいつをもっとわかりやすくして世に知らしめたいな。

ということで新たな切り口をさがしているところです。

3E+Sとは エネルギーの安定供給(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境への適合(Environment)、安全性(Safety)から成り、日本のエネルギー政策の基本となる概念です。

というわけで、昨今のエネルギー政策の概念に則って我々発電事業者が何をなすべきか考えてみます。

広義では

「ベースラインを賄えるために24時間365日インフラとして発電事業者として需給バランスを保つ」

事かなーと思います。

ですが、背伸びしてもしょうがないですね。

とりあえず金に目がくらみ、「利回り10%です!!」と乗せられて発電所買うために資料にサインしたものの・・・

というスタートラインから

「可能な限り取りこぼしなく売電収入を得る!!」

という分かりやすい目標を立てることにより、高尚な概念とほぼ同様の効果が得られそうです。

初級

「とりあえず、毎月売電伝票を欠かさず見る!!見てから昨年実績と比較する。」

「おかしかったら何故か考えて分からなかったら施工業者に確認する。」

年2-3回ほど草刈りをする(してもらう)

中級

日々の発電所稼働チェックを行い

年~隔年で定期点検を行い(行ってもらい)トラブルを未然に防ぐ

近隣から苦情が出ないように近隣とのコミュニケーションを密にする。

上級

中級+需給バランスを保つため、ピークシフトをはじめ様々な手法を検討&実践する。

近隣を巻き込み再エネの普及活動を行う。

こんな感じで日々やっていけばいいのかな。

1.適正に売電できているか?確認する。(日々、できたら週1、最悪1イチ)

2.ちゃんと草刈りする。

3.発電所に問題がないか点検する。

4.近所のお年寄りとちゃんとお話する

ゆるっと考えたらこのあたりが重要。意外と分かりやすい。全員でこれだけできればかなり違う!!