九州電力出力制御ー九電さんからお返事きました。

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非常に丁寧にお返事を頂きました。ありがとうございました。

「現在出力制御の方式変更により微調整しながら運用しています。

 だけど、需給バランスの乖離が激しかったらやっぱ100%制御になることもあります。」

ということらしいです。

・4月1日から出力制御方式が変更になりました。

方式変更後間もなく、今は指定ルールに負荷が偏らないように調整中です。

一時的にご不便をおかけします。

・今年度は旧ルールも30日ぎりぎりまで抑制見込みなので、

旧ルール発電所の30日ルールを有効に使いたく、

今のところ旧ルールは一部だけ制御する形である程度温存してます。

・現状出力制御対象発電所は全体の約6割です。

需給バランスの乖離が激しい場合は100%制御になっちゃいます。

というわけで今のところ

・出力制御のシステムは問題ないですよ。

・微調整している状態なので、局部的なデータを切り取って大騒ぎしないでね。

という感じの内容になろうかと思います。

杞憂であればよし、そうでなかった時のことを考えながら

九州の事業者さんと連携して予測精度を上げつつ九州電力さんの説明のとおり

3%程度の制御量になるのかどうかを検証していきたいと思います。

※そう、僕は何かおかしいという疑念がまだ拭い去れていないっす。

===全文掲載===

九州電力送配電でございます。
この度はお便りBOXをご利用いただきありがとうございます。

お問い合わせいただいた件につきまして以下の通り回答いたします

2021年度においては、

これまでの輪番による交代制御での運用を行った場合に、

旧ルール発電事業者さまの出力制御が上限である30日を超過する見通しとなったことから、

4月より、

旧ルール事業者さまの出力制御上限30日を最大限活用し、

指定ルール事業者さまを一律に%制御させていただく運用に見直しております。

(運用見直しについては、経済産業省第28回総合資源エネルギー調査会系統ワーキンググループ(2020年12月11日)にてご報告し、了承いただいております)。

この運用見直しにおいて、

出力制御実績を踏まえながら、

旧ルール事業者さまの出力制御への折込み量の調整を行っている段階であり

4月に入り好天が続いていることもあり、

一時的に指定ルール事業者さまの出力制御量が多くなっている状況です。
年間通じて旧ルール事業者さまの出力制御上限30日を最大限活用し、

指定ルール事業者さまの出力制御量低減に努めてまいりますのでご理解下さい。

4月10日に実施した4月11日を対象とした出力抑制に関する指示については、

前日の想定において、

九州エリア供給力①は、火力等の電源を最大限抑制した上で再エネ供給力935万kWを含めて1,583万kWと見込み、

一方で、九州エリアで使用される電気の量(エリア需要②)が729万kWと想定しました。

これに対し、大容量蓄電池や揚水運転の活用③(224万kW)に加え、

域外送電④(189万kW)を活用したとしても、

441万kWの供給力が余剰(①-②-③-④)になると見込まれたため

抑制を指示させていただきました。
再エネ供給力935万kWの中には、

10kW未満太陽光など出力制御対象外とされている事業者さまの供給力も含まれており、

出力制御対象は全設備の約6割程度となります。

その約6割の出力制御対象設備に対し出力制御を行いますが、

前述のとおり旧ルール事業者さまについては、

年度末時点で30日を最大限活用できるよう調整を行っていることから、

当該日は一部設備のみ制御対象となっていたこともあり、

需給バランスが厳しい時間帯について、

指定ルール事業者さまへ100%制御(出力上限値0%)を指令させていただきました。

今後も需給バランスが厳しい時間帯については、

100%制御となる可能性がありますこと、ご理解下さい。

今後とも当社事業にご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。