太陽光発電への法定外目的税はおかしい

Pocket

書きたい記事がどんどん溜まってしまってアレですが

もうしばらくナニ特集にお付き合いください。

20年後の世界

日本!執念のブレイクスルー

安価で軽量でフレキシブルでなんとプリンタブル!!

ペロブスカイト太陽電池がここまできました。

しかもエネルギー変換効率13・3%超というクオリティーです。

報道を見ていてもう「ドキドキ、ワクワク」がとまりません。

いい意味で「Wow!!」連発させてくれる報道っていいですよね。

https://newswitch.jp/p/17830

なにそれ!おいしいの?

安価なデバイスが出てくると当然

ソーラーパネルの値段を下げることができます。

ワット単価が大幅に下がりますよね。

今まではFIT単価に呼応してワット単価が下がっていました。

今年に入ってその状況にかげりが見えてきていて

のりしろがなくなってきつつあると感じていましたが、

ブレークスルーの波状攻撃で

今度はパネルの形ごと変えてくるような未来が見えてきました。

軽量フレキシブル化が進むということは、

今まで取り付けできなかったところにソーラーパネルをつけられる

ということですよね。

例えばEVの車体表面にペロブスカイト太陽電池を実装すれば

通勤程度ならばチャージレスEVの出来上がりですよね。

そうです、広大な国土を持たない日本では

土地が高いため、地価の安い山林や田畑を捜し求めました。

その結果、問題となることが多かったですよね。

軽量フレキシブル化が進めば、例えば建材にソーラーパネルが

実装されるかもしれません。

地面や看板に実装してもいいですよね。

そしてプリンタブルになるとどうなるか?

設計図面をそのまま印刷できるわけですから

カスタマイズしやすいんです。

しかもここまで自動化できるわけですから

ここでもコストダウンに貢献できるわけです。

はい、めっちゃおいしい事がわかりました。

20年後の世界

この1つのブレークスルーを取って考えて見ましょう。

すごく安くなったソーラーパネルを使って発電事業ができるような

そんな世界になりますよね。

そして、今まで設置できなかった所でも、

より安全に設置運用ができる。

そんな世界。

「20年後FITが切れたら太陽光事業は採算が取れないから終わりだ。」

その話は本当ですか?

「ソーラーパネルは放置、不法投棄の嵐になるから積み立てが必要だ!」

その話は本当ですか?

話のオチ

いささか強引ではありますが・・・

「電源三法並みにお金が入らなかったからソーラーパネル税が必要だ!!」

その話は本当ですか?

全章で述べた明るい世界は、新たなテクノロジーの生み出す研究者がいて、

そのテクノロジーを使って支える事業者がたくさんいて、

そしてその事業で生み出す電気を賢く使ってこそ成り立ちます。

岡山県美作市の「ソーラーパネル税」が可決したとして、

それを模倣した「法廷目的税」が各自治体で続々出現したとしましょう。

今まさにぎりぎりでやってきているのに後だしでどんどん経費がかさむ。

「環境に良いことはじめよう」そう思ってはじめた事業者が

続々と後出しの経費に倒れていく。

そんな未来は望んでいません。

前回の記事でも書きましたが代替案は山ほどあります。

秋本まさとしさんという国会議員の方が「太陽光発電への法定外目的税はおかしい」という記事を書いてくれています。

https://akimotomasatoshi.com/report/20190531?fbclid=IwAR3lqzE-DrtHEMxT10d2D904zaKlFvgRfL9qQJfO22b5sgxu67oSUUrK2h0

法律的に違憲という解説もされています。おかしいことはおかしいと

ぜひ皆さんシェアよろしくお願いします。

twitterはハッシュタグ

#太陽光発電への法定外目的税はおかしい

でお願いいたします。

ごましお