パワコンを考えてみる

Pocket

前回記事の続きです。

さて、当該の土地(12m×20m)では1面配置が一番効率的に発電できそうですね。

パネルは120枚載せられそうです。

340×120=40,800w

40kW出力ですね。

次はパワコン選びですね。

結果的に、今回はデルタ9.9kW単相マルチパワコンを4台構成としました。

単相/三相

単相と三相は電気の流し方の違いです。

単相は主に家庭用、三相は産業用で使われることが多いです。

電気の相がそれぞれ1、3流れているので三相の方がパワーがあります。

逆に同じパワーならより細い線で電気を運べる三相の方が

電気供給側としてはやりやすいですね。

なので、電気事業者側はできれば三相を選択したいです。

ただ、今の日本市場で三相マルチパワコンってほとんどないんです。

最後の砦の田淵9.9kWもJET切れてしまいましたし。。。

というわけで仕方なく単相パワコンを選びました。

集中型/マルチストリング

自分で選ぶならマルチ一択です。

5直列3回路

6直列3回路

の6回路パワコンを4台で120枚ですね。

デルタの助け合い回路を初めて見れるので楽しみです。

パワコン出力

低圧発電所においてはほとんどの場合

49.5kWか49.9kWを選択しますが、

今回はパネルが40kWです。両面を駆使しても

実質50kWを超えられるかどうか?

という具合なのでパワコン出力は9.9kW×4としました。

今、僕の最も欲しいのは、三相マルチで過積載150%前後までいけるパワコンです。力率は有効電力一定制御でお願いします。

FIT14円以降で求められる性能としては、

両面パネルやさらなる過積載で朝・夕の発電を伸ばしていく形ではないでしょうか。

蓄電池が間に合っていない現状で朝・夕の電力ピークに

電気を届けることができるのはこのような形。

メーカーさん頑張って下さい!!!