人を褒めると損をする

Pocket

最近実感したこと

「人から褒められるとうれしい、認められるとうれしい」

頭では分かっていたことですが、ずいぶん長い間忘れていたような気がします。

それほど褒められたことがなかったように思います。

逆に自分自身を振り返って最近まで人を褒めるということを

意識してやっていたことはなかったですし、

そもそも意識しても褒めるということができない。

意外とこのことは気づくまでに時間がかかりました。

人を褒めると損をする

子供は素直ですので結構相手を褒める事が多いです、

素直に感情を出しますね。

そんな子供はいつからか感情を表に出さなくなって、

人を褒める事もだんだんとしなくなりますね。

そう

「大人になると人を褒めなくなる」

ようなのです。

思ったことを他人に話すだけ、それがたまたま相手にとってうれしい事である。

そんな褒めるという行為をなぜ人はやらなくなるのでしょうか。

・恥ずかしい

・そもそも褒める事に慣れていない

・目立つ

・他人から何か言われる

いろいろと理由はあると思いますが、どうやら大したことの無い事が理由になっているようです。

会社に入ると

会社に入って、上司、部下とより密接に会話するようになると

「こんな事で下手に褒めたら、かえって部下のためによくない」

と考え

無理に欠点を論う、嫌味な上司を演じてしまっている自分に気づきます。

指摘したり叱ったりしたら、部下はその点については直したり、行動を改めたりします。

即効性はありますが、持続しませんし、常習化すると指示をするまで動かなくなります。

そりゃそうですよね。「自分の意志で動く=指摘される」

がインプットされるので動きが止まってしまいます。

こうやって振り返ってみると、普段自分自身で律して生きている部分が

実はすごく自分にとってマイナスに働いている事が多いなと気づきます。

褒めてみる

このままつまらない人生を歩むことになるのであれば、

行動を変えてみてもいいかなと思います。

勇気を出して褒めてみようと思います。

そして、褒めなれるようになって、相手の長所をより理解できるようになれたらいいなと思います。