リセールバリューを意識する

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レオパレスの問題が取り上げられて久しいですね。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ148UW0U0A211C2000000

マスコミは最初煽るだけですが、どんどんしわ寄せが来てますね。

「施主になっ!!」

「詳細には全く感知せず業者に丸投げの上、後から大騒ぎ!!」

こんな事がないようにパイセンの轍を踏まない行動が我々にも必要ですね。

太陽光発電所の場合

太陽光発電所のセカンダリーについては、ボチボチ値付けのポイントなどが

議論され始めていて、売電以外のデータ、諸資料、点検結果などが必要な事に

だんだんとなってきています。

・パネルレイアウト(ストリング)

・工作物強度計算書

・引き抜き検査結果

・定期点検記録

上記以外にも造成関係や排水関係の資料が求められるようですが、

最低限上記資料ぐらいはちゃんと所持して内容を理解しておきたいところです。

意味のない資料と言われているが

たかだか書類がないぐらいですが、この書類がないばかりにケチがついて

発電所の価値(販売価格)をがっつり下げられる可能性があります。

特に引き抜き試験などは施工時にでもやれば超簡単ですが、

後からするのは超大変です。

強度計算などは後から建築士に依頼すると数十万円かかります。

立入検査などが入った場合

「工作物が適切に出来ている事を証明して下さい」

と言う事であらゆる資料を要求されます。

※実際、立入検査に入られた方からの情報です。

そう、レオパレス事件と同じように太陽光発電所オーナーも忘れたころに

大打撃を受けるシナリオはもう準備されています。

下手すると7桁のお金が一瞬で飛んでいきます。

レオパレス問題のように「今更?」「言い出したら殆どやん?」「意味あんの?」

みたいな内容でも一度火が付いたら止められませんよね。

重箱の隅を楊枝でほじくるのが大好きな方々があなたを狙っています。

くれぐれもお気をつけて。