第3回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース
https://www.youtube.com/watch?v=sqvrukXd7v0
今回は「系統」について議論がありました。
2021年1月13日からコネクト&マネージが開始されるそうです。
1.系統空き容量の算定方式を変更
2.系統の緊急確保分を1/2に
3.ノンファーム型接続を全国的に受付開始
なんのこっちゃという方はスルーで、高圧狙っている方は虎視眈々とお願いします。負担金が現実的な価格になる可能性があります。頑張りましょう。
その他系統については、
・一番上位の基幹系統については、マスタープランというルールで国側で考える
実施は、託送料金を財源に進める。
・基幹系統の下位のローカル系統はマスタープランもしくは、特定の事業者負担
・電源線は特定の事業者負担
という形で進めるようです。
今までのように発電事業者側が「増強してー!!」と言われてから系統工事する
プル型というやり方から、マスタープランという計画に基づいて行う「プッシュ型」というやり方で系統整備していくらしいです。
具体的なプランは春ごろに分かるようですね。
次にタスクフォースは2時間程度の長いものですが、印象に残ったのは
タスクフォースのメンバー(やオブザーバー)のご意見を聞いていると
あまり蓄電池を当てにしていないというか、蓄電池は最終手段ということで
下図のような順番でやっていく考えのようですね。
今は周回遅れになっていますが、基本的には良くも悪くも北欧をこれからも追いかけるつもりのようです。
日本の未来予測という意味では北欧を見ておいた方がいいようですね。
いずれにしても、ちょっと供給側の柔軟性って追いついてない感じの今は過渡期ですので、今問題になっている供給力不足などいろいろ問題が露呈しそうです。
発電事業者としては、要チェックですね。