4/20 九電さんの見解・浜崎様の記事リンク追加
4/20 4/19までにデータを確認し、発電事業者さんから情報を頂きました、指定ルールの抑制傾向は変わらずということを確認
4/26 4/25まのデータを発電事業者さんから情報を頂きました指定ルールの抑
制傾向は変わらずということを確認
情報提供いただいております九州の発電事業者様ありがとうございます。
事実ベースに基づく理解が大変深まっています。
今のところ
九州電力管内で「オンライン制御」されている発電所の出力制御が連日発動している。
事について
オフライン制御が最大30日まで抑制できますが、日数に上限があるため
もれなく制御するため現在温存しつつ、無駄なく前日指示できるように様子を見ている段階と思われます。
加えて、オンライン制御に比べてオフライン制御は1度の制御量が大きくなっています。
そのため、オンライン制御に一時的な負荷が集中しています。
その点を加味した場合、年間の抑制予測値は5%~13%の間になると思われます。
(ごましお調べ)
色々思う事はあると思いますが「無制限無保証抑制」に同意してソーラー始めている以上
九電さんご連絡頂く際にはご冷静にお願いします。
九電さんの現状の見解(参考)
比較的オンライン制御について朗報があります。
九州男児は口下手らしいですが、もうちょい広報頑張ってほしいところ。
九州エリアの
狼狽売りは避けた方がいいですよ。
4月だけで
制御は既に2%の勢いですが
九電からの回答でなんらか
3%で調整ありえるかもと話でした。
30日指定のオンライン化が
急増して制御枠が有効になっていないので修正の余地あるみたいです。
もう少し様子見た方が良いです。— あんもち (@anmochi72727275) April 19, 2021
電話で聞いてみたら、今はまさに抑制のピークなので酷く感じるかもしれないが、例年と比べて異常では無い。連休以降はエアコンが使われ始めるので改善する想定と言ってました。多少の前後はあるが年60回で3%の想定は変わってないとの事。問い合わせ殺到してるみたいでしたが丁寧な回答でした。
— Dフェンス (@D91187578) April 18, 2021
皆様へのお願いとしましては
「経営・経済的な窮地」に陥る可能性がある事業者様向けに
今後どのような対応策があるかお知恵を絞って頂き、
こちらの記事に対策についてのコメントを頂けますと大変助かります。
想定を超える負担増が究極の形で見える記事
これは九州の再エネだけの問題ではなく、既に出力制御は全国展開されており
九州のルール・慣習はもれなく引き継いで全国に波及することは明らかです。
加えて、2030年再エネ40%、2050年カーボンニュートラルという潮流の中で
「再エネはすべて使う時代」から「需要分だけ切り取って使う」イメージに変化すると思われ
出力制御はおそらく不可避どころか拡大するでしょう。
「どうやらFIT20年を逃げ切れない」という未来の1つにそろそろ気づかないといけない時期来たようです。
もはやこれは日本国内の全体の再エネ事業者の問題です。
国も課題は認識されていますが、
本格的な対策は多くの屍の上にしか存在しえないような気がします。
屍の数を低減させるには事業者の知恵を結集し、それを元に各自が動くしかないと考えています。
(正直、個の力だけではこの辺が限界っす。)
経過
九州電力管内で2021年4月1日より出力制御の方式変更あり
4月1日よりほぼ連日出力制御(オンライン制御)が実施され
発電事業者さん調べ情報によると4月14日段階で売電量3割減の状態
2021年4月10日 twitterなどに連日電力事業者から悲鳴に近い投稿あり
例年の制御例からして異常な状況である感あり調査開始
https://www.solarmania.net/archives/2505
2021年4月11日 電力事業者様より監視装置データを頂き集計&考察
4月に入ってから11日間で2020年の年間制御量の93%に
到達していることが判明。危機的状況を認識
https://www.solarmania.net/archives/2507
2021年4月12日 変更ルールなど公開情報を再確認し、理解不足の点を補ったが
状況的に制御量が激変しておりなんらかのミスで可能性が高いと
推測を強めた。
太陽光発電ムラ谷口様、浜崎様とディスカッション。
九州電力送配電、OCCTOにメールで質問を送信。
https://www.solarmania.net/archives/2525
2021年4月13日 公開されている、電力需給、制御情報、関連エネルギー出力推移など
確認したが、基本方針と逆行した制御実績に疑念はれず。
2021年4月14日 九州電力送配電への電話質問の回答状況などがSNSで公開されはじめる。
何か起こっている感はあるもの正確な情報は追えず。
一部記事の訂正をしています。
https://www.solarmania.net/archives/2531
2021年度の出力制御シミュレーションを実施
https://www.solarmania.net/archives/2542
九州電力送配電様より返信が届く
https://www.solarmania.net/archives/2551
太陽光発電ムラ「緊急しげる会」に参加
今後もシミュレーションや集計など協力させて頂く事に
谷口様、馬上様、浜崎様は関係筋とお話頂く方向となっています。
2021年4月15日 九州出力制御-電力広域的運営推進機関(OCCTO)より返信が届く
https://www.solarmania.net/archives/2564
2021年4月16日 2021年度の出力制御シミュレーションの精度向上
https://www.solarmania.net/archives/2576
今後の対策について意見募集
https://www.solarmania.net/archives/2576
2021年4月17日 九電さんのお返事とでんき予報を分析し原因推測を実施
2021年4月21日 指定ルール出力制御実績集計を19日分まで実施
2021年4月26日 指定ルール出力制御実績集計を25日分まで実施(記事先頭)
今後のToDo
出力制御シミュレーションについて
データの母集団が増えるにつれて再計算
次は15日までのデータとか、5日区切りぐらいっすか?
→4月15日版でシミュレーション更新
→4月25日版でシミュレーション更新
予測アプローチをちょっと変えてみる
前回は出力制御実績見合いでの傾斜計算でしたが、
昨年のでんき予報による制御実施回数見合いで傾斜をかけると予測値が低減するか?
→実施済(精度上がったと思います。)
九電さんのお返事による考察
一度疑念をすべて捨て、九電さん視線で制御ロジックを再度確認すれば
何か見落としている部分が発見できる??
→実施済
未来予測と改善案検討
検討中
出力制御についての認知度アップ
検討中
発電村さんと協力して今後改善に努める
データ整理中
100万kW程度の新規出力増で出力制御が頻発する事態になると
規制前の14円案件の運転開始期限である2年後までにはさらに100万kW
ほど新規上乗せがあるはず、そこに「発電側電力基本料金」がやってきます。
そのうえで「解体費用積み立ての源泉徴収」各種後出しルールの追加。
ここまでくると自社施工でもちょっと危うい。
これで指定ルールの経営が成り立たないとなるとソーラーの拡大はさらに失速
2030年再エネ40%も2050年CNも現段階で絵に描いた餅になる可能性が高い
出力制御は2021年4月1日から全国展開され、今後は全国すべて指定ルールです。(自体が深刻化すれば新旧ルール、対象外にも波紋はあるでしょう)
これは今年の天王山っす。崩れる前になんとかこの危機の突破口を模索せねば
参考情報
データを踏まえまとまった資料
http://www.rokutech.jp/blog/2021/04/18/qden_control_2021/
丁寧にまとめたられた資料です。
九州電力の出力制御の運用方法変更について調べてみました。いずれは他電力でも実施されると予想して今後にも注目したいと思います。(小栗ish様)
https://note.com/ogurish/n/n3956e72dd066
九州電力の再エネ出力制御において、指定ルールの制御回数が増加していることについて調べてみました。(小栗ish様)
https://note.com/ogurish/n/n25d182c1f2c2
2020年度出力制御を踏まえた、2021年予測と考察
これはすごい資料だと思いますよ。
(小栗ish様)
https://note.com/ogurish/n/nda9532a8c710
九州の発電事業者さんの声です。
太陽光発電ムラ谷口様、浜崎様とのディスカッション
特高・高圧事業者様の声