設置したソーラーパネルで発電できる電力をどの程度系統に流せているか?
という視点で考えてみたら
「出力制御」と「ピークカット」って同じだと思うのですが
ピークカットについては、「なんかこれもうまく使えないかなぁ」とは思うものの
これについて怒りまでは覚えなくないですか?
ピークカットという考え方はFIT開始当初にはなかった考え方で、パネルの過積載という
考え方が出てきたときに同時に生まれたものですね。
総合的な発電出力(売電額)増加のための副作用ですが、発電事業者としてはメリットが大きいのでデメリットは目をつぶれるというか、ぶっちゃけあまり気にしてない方が多いのではないでしょうか。
ピークカットについては、低圧で言えば80kWパネルでは2-3%、100kWパネルでは年間10%、150kWパネルでは年間30%程度あると言われています。
150kWパネル(300%過積載)については、経済的なメリットを受けられる人と受けられない人に分かれると思いますが、今後ドンドン「あり!」方向になるのでは?と考えらえています。
何がいいたいかと言うと、「たとえ30%抑制されてもあらかじめ計画済であれば問題無」
なのではないか?と言う事
この理論を悪用して、予め織り込まれていてしかるべきとかポジショントークを会議室でかましてくれているやつは、マジで〇ねばいいのにと思う事はある。
もうひとつ、
「なんでお前ら、自分の都合で電気捨てる時は何も言わないのに、電力に抑制される事について電気捨てられるとかギャーギャー文句言ってくれてんの?自分の都合で低圧にへばりついているくせによ!!だから経産省に「お小遣い稼ぎ君!」と揶揄されんでしょうが!(被害妄想)」
と言われると、ちょっと答弁苦しいんじゃないかなということ。
今回の抑制解決の糸口として、
・ある程度の量の抑制量を織り込んだ上で事業計画できるモデルの提案とその形への移行
(想定内なら問題ないでしょ理論)
・僕たち電力ひっ迫時にもFIT価格張り付きなんだから、JPEX0.01円時はいくらかこっちに戻しなさいよ案
(想定以上の抑制時にある程度補填)
・もしくは、電力供給過多の時はもっと電気料金安くしなさいよ案
(作りすぎた野菜がどうなっているか考えたら理論)
こんな感じの案がありますよね。
発電事業者は顧客の顔がよく見えないし、集客がいらないっす、その分顧客ファーストの思考ってあまり持たない稀有な商売ですよね。
胡坐書いてると淘汰されるので、できるだけ考えていきたいなというお話でした。
コメント
発電事業者はFITに慣れすぎましたよね。
顧客や需給見るって、
他の商売なら当たり前のことなんですけどね。
後出しじゃんけんも、ペナルティはFIT認定取り消しですし、
恩恵も後出しじゃんけんも食らわない
FIT外での活動が今後のトレンドだと思っています。
そうですね。これからはFIT外のほうがいいような気がします。FIPにしてもプレミアムよりデメリットの方がトータルでかいっすね。