のブレイクダウン
割愛した部分の解説
上の図でいうと資材発注の部分にあたります。
買ってくる
発注する
振込をする
資材置き場を確保する
荷受け日を調整する
荷受けする
現場へ資材を移動する
ざっとこんな感じ
買ってくる
発注する
昨今はすべてネットで発注可能ですね。
ただし気にすべきことは「受け取りができるかどうか?」
発注先が分からない人も多いと思いますが、
今は検索したらいくらでも出てきます。
一応僕がお願いしているところを晒しときます。
DMM.com
J&Jインターナショナル
株式会社インフィニティ(関西周辺のみ)
※電材まで一通りそろえて頂けます。
細かい電材とかは
こういうところもあります。
値段がお気に召さない場合はご自身で検索してくださいねー。
中国メーカーと直取引する方法もありますが、かなり面倒くさいわりに
それほどメリットないような気もします。
振込をする
与信とかの関係もありますが、基本的には前入金になると思ってください。
資材置き場を確保する
細かい電材とかパワコンぐらいまでなら自宅(自社)で荷受けできますけど
架台とかパネル300枚とか1000枚とか自宅に置けませんね。
そうなると300坪前後の資材置き場が必要になってきます。
別に300坪にこだわりませんが
・10tトラックが入ることができる空間
・フォークリフトなどで取り回しできる空間
・パネルなどの荷が置ける空間
が確保できる必要があり、10tが入れるぐらい土地が転圧されていないとダメっす。
発電所用地で受けてもいいですけど、これら条件が整っていることが前提になります。
これら場所を準備するのがこのステップです。
荷受け日を調整する
希望日を合わせます。
発注先が1社だと簡単ですが、部材ごとに別便だとそれぞれ調整が必要になります。
荷受けする
頼む部材によりますが、4t平、4tユニック、10t平、10tウイングのトラックがやってきます。
頼む荷物は手下ろしとかできません。(重すぎて)
「あまり困らない荷物」
架台は4tユニックが鉄板で、
それ以外で来てもらっては困るということで調整した方がいいでしょう。
4tユニックだったら大体現場まで行けると思います。
架台は鉄枠に入って輸送されます。
一旦荷受けしたら鉄枠内の架台を1つずつ手持ちできますので現場までは手持ちで
運ぶことになります。
「結構困る荷物」
パネルはだいたい300枚以上で発注しますので1パレット30枚としたら10パレット以上の荷物になります。
そのためトラックは10tになります。(端数以外)
10t車はウイングが多いです。
ウイング車は上に羽があるので、パネルを吊れません。
つまり、クレーン受け、ユニック受け、ユンボ受けができません。
フォークリフトを準備する必要があります。
受けやすいトラックをこちらから指定しましょう。
時間はかかりますが、吊れる環境で荷受けした方がいいかなと思います。
という訳で、荷受けには以下の人が要ります。自身でゲットするかプロにお願いしましょう。
・受け入れ用の重機
・資格保持者
現場へ資材を移動する
資材置き場の都合によりますが、用地で荷受けできない場合は
輸送が必要です。
ユニックで持っていくのが一番楽だと思いますが、
そうでない場合でも軽トラ往復になりますね。
そうなるととにかくしんどいです。
この工程はかなり危険な工程です、間違えたら人が死んでもおかしくないです。
ですのでしっかり安全対策をし、不安がある場合はプロに依頼しましょう。
<<<危険な工程>>>
1.伐採、造成
2.荷受け
3.パネル張り
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コメント
流石の知見ですね!
したり顔系、知ったか系の方々とは違いすぎます
野球だと、リトルリーグとプロ野球1軍位の差ですね(笑)
コメントありがとうございます。
いわゆる分離発注って設計から資材支給という
ここの工程とちょい上流がちゃんとできればできちゃいますからね。
これからも布教活動できればと思います。