太陽光発電所を見抜く眼力について

そんなセールストークってよく聞きますよね。

ホントに凄いのかどうか僕にはさっぱり分からないんです。

どうもごましおです。

発電量って日射量×変換効率ですから、そりゃ日射量多ければ

発電量増えてウハウハですよね。

だけど、ちょっと待ってください。その絶好の日射量を加味しての

売電量で利回り10％なんでしょ？じゃあやっぱり利回りは10％じゃないの？

と発電所を買っている立場の僕はそう思うのですよね。

なので、そんなセールストークを聞く度に、腹の中で思うんですよね。

「その分、お前ら抜いてるやろ？」と

正味の話、シミュレーションから実際の発電量が上振れしたとして、

その上振れ分の中の日射量が有利だった分、、、つまり誤差レベルしか

こっちに入ってこないやん？と考えています。

これだけなら「あんた、騙されてんだ」みたいな話なのですが、、、

業者さんによってかなりシミュレーション値が違うんですよね。

どの地域でも年間1kWあたり1,100kWh前後で出してくる業者さんあり

900kWh～1,300kWhあたりで「のりしろ無いやん？」みたいなきっちり

シミュレーションの業者さんあり様々なんですよね。

何が言いたいかというと

「結局、シミレーション値と実際の発電値のギャップを見つける・作ることができる能力」

発電所を買い物として進めていく我々にとって、この能力がCFアップのかなりの部分を占めるのではないかと思います。

頑張って目を養いましょう。

※次に大きいのは経費を下げる作戦ですね。これは多くの方ががやられていますのでそちらにお譲りするということで。弊社の秘策はいくつかありますが、それはまたいずれの機会にでも。

P.S.

　このブログでは業者がどうのこうの書いていますが

　実は完全無欠の抜け目ない業者さんだとオーナーサイドはCF的に困るわけです。

　業者サイドは、オーナーへの利益をちゃんと確保し、案件数を回して利益を上げる。

　オーナーサイドは「のりしろ」を活かしきって次の案件を買う。

　これがWin-Winかなと思います。

　その結果、非常用電源が広まれば弊社も本望でございます。