暗い話が続いた後は明るい話を差し込んで、
心のバランスを取って行きたいところです。
というより本来「太陽光」は楽しいで一杯のはずなんです。
第2発電所完工後にやることを列挙しました。
第1回目は「OMRON VS PANA」ということで
パワコンのお話です。
通常の発電所の場合パワコンは
だいたい1機種で統一されている場合が多いと思います。
今施工中のうちの発電所はちょっと変則的な構成にしています。
ベースはOMRONの5.5kW集中型で構成されていますが、
1台Panasonicの5.5kWマルチストリングパワコンを設置します。
主な理由はOMRONのパワコンに自立電源回路がついていないため、
自立電源回路装備のパワコンを1台まぜています。
それと、一度使ってみたかったんですよ。マルチストリング。
土地付き太陽光の場合、パワコンは殆ど集中型になりますよね。
理由は単純に価格が安いからです。
ストリング毎にMPPTするの方が、
ほとんど曇りという日本の空にマッチして発電量が上がるはずだと
ごましおは考えています。
そこに1台マルチストリングパワコンを混ぜる事によって
同一の敷地で、集中型 V.S. マルチという違いを
比較することができるようになります。
これは楽しみです。
パネルはQ.PEAK-G5.1 310wです。
1つ目のパワコンは、OMRON KPV-A55-J4
最大出力
最大指定皮相電力:5.79kVA, 最大指定出力:5.50kW
出力(出荷時の力率にて) 皮相電力:5.79kVA 出力:5.50kW
2つ目のパワコンはPanasonic VBPC255B1
定格出力
皮相電力:5.5kVA, 有効電力:5.5kW
運転力率 0.95以上
いずれも公称変換効率は96%となっています。
皮相電力で言うとOMRONが5%リードしています。
Panasonicは皮相電力も5.5kW縛りなので、
ピーク時有効電力5.23kWなのでちょっと不利ですね。
(※まあ、アレがナニで、ナニをアレしてたらいい勝負するかもしれませんが。)
一方1パワコン9直列4回路で36枚のパネルを接続しますが、
9枚毎にMPPTできるマルチストリングできる方が発電量が増えるはずです。
これが200%の過積載状態とあいまって、
どういう発電差ができるのか今から興味深々です。
変則がゆえに監視装置は、OMRON側に付けています。
パワコン-監視装置間はシリアル通信なので、
異メーカーパワコン同士は同一監視装置で監視できませんね。
そのため監視対象をOMRONのみとしています。
さすがにパナ用に専用監視装置を置けないなあと思って
今はそうしてあります。
そんなわけで、発電所の現場で対決模様を見守りたいと思います。
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