本当に太陽光業界の闇は深すぎてどうしようか困っています。
「施工した発電所が適切かどうかを、何をもって証明するか?」
という問いに答えられる業者がいないんです。
ごましおの周囲に・・・
去年の秋に新JIS義務化ということで、かなりの大騒ぎになりました。
ごましおも時間を作っては読み進めていますが、
ガイドラインから法律に飛んだり、JISに飛んだり、
そこから電技解釈に飛んだり。
結局、いつからの発電所がどの内容に準拠すべきか、
その基準の具体レベルは何か?全容がなかなか掴めません。
そもそも記載がバラバラ、飛び飛びで難解なルールです。
ルールが明快でなければ徹底されません。
ルールが難解であれば、理解しきれた人しか守れないものになります。
今ごましおが不安に思っていることなどが起こりますよね。
そもそも、現状では施工する側ですらまともに理解していない場合が殆どです。
今のところごましおが確認している業者は全滅ですね。
質問をしていると、
「何かあったら保険で対応する。」
とか、一見まっとうそうだけど本当に訳の分からない回答がくるのです。
「その保険が出る、出ないの境界はどこ?」
「そもそも御社の発電所の品質はどのレベルで担保するの?」
とか質問しますが、押し問答で全く会話になりません。
本当に困りました。
義務化されている内容について、施工する側が全く知らない。
この事の怖さたるや、もう絶望するレベルです。
経産省や外部機関で査察がこれから入り、
最悪認定取り消し処分などが今後あるようです。
今は、フェンス・看板レベルでの指導という話ぐらいしか聞きません。
そんなこまかい事バレやしない!
とタカをくくる事もできるかもしれません。
しかしながら、法律を逸脱した施工をしている訳です。
絶対ダメでしょ?
まさに今レオパレス問題で起こっているような事が、
太陽光(低圧)に吹き荒れる事はない。と誰が言い切れるでしょうか。
ましてや、最終的な責任は電力事業者(わたしたち)が負う事になります。
レオパレス問題も結局はすべてオーナーにしわ寄せが行く事が
既に見えていますね。同じことです。
そんなリスクの高いことをやらねばならないのでしょうか?
そもそものルール自体についての言及は今回しませんが、
せめて施工業者に情報が行き渡るぐらいのプロモーションをすべきではないでしょうか?
事故を起こさないという趣旨はすごく正論だと思いますが、
ルールを守らせる側が努力を怠っているのではないでしょうか?
最後に電力事業者側と気持ちとして正直、
連系を急ぎたい気持ちはあります。
片目をつむらないといけないケースもあるでしょう。
長いものには巻かれたほうが楽かもしれません。
しかしながら、これは避けて通れない巨大な問題です。
こんな時に頼るべきパートナーと思っている相手が
あまりにも知識がなさすぎる気がします。
まずは、万人にルールが分かるようにすべきだと思いますし
電力事業者として、ルールを理解するように努めたいと思います。
ルールについては、本当にこのレベルの基準が必要なのか、
このやり方で本当に事故が減るのか、すごく疑問です。
■====問題点まとめ
・義務化されたルールが点在・難解で正しく理解できている人が非常に少ない
・理解できないルールは守られない
・何かのトラブルをきっかけに、一気にオーナーにしわ寄せが来る(ことになる)
====お知らせ====
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コメント
本当に、おっしゃる通り
事業者責任、事業者責任として
基準を作る側
販売する側
製造する側
施工する側
どこかの落ち度も全て事業者に課せるから、他が努力をしない。
そこが問題ですよね!
エイチエスインベストメントさん
コメントありがとうございます。
確かに、罰則があればいいというものでもないとは思いますが、ある種真理ですよね。
それゆえにかもしれませんが、
僕が担当さんと話ししている感覚では彼らはそもそも「知らない」ですよ。
それは、アクセス先があくまで営業担当だからかもしれませんが、
設計・施工でも知らない人は結構いるでしょうね。
まずはここからですね。